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杉の床に「キヌカ」

わが家の引っ越しを明日に控えて、本日は新しい家の床のワックスがけをしました。
今の借家がある大阪・寝屋川市から車で10分ほどの隣町・枚方市にある新居は、日本建築の伝統工法にこだわり、宮崎県産の杉材をふんだんに使った「現代の民家」ともいえる家で、床はすべて無垢の杉材によるフローリングです。

無垢の木の床は、ツルツルと光る塗装されたフローリングに比べて足ざわりが暖かく、柔らかく、踏んでいるだけでも幸せな気分になれます。
その床を無塗装のままにして、自分たちの足の裏の油で次第に磨かれていくのを楽しむのも一興だそうですが、幼い子どものいるわが家としては、そういうわけにもいきません。食べ物や飲み物などをこぼしても汚れが付きにくくするために最低限のワックス処理をすることは、いたし方ありません。

そこで家を造った工務店さんに勧められたのが、米糠からつくったワックスで、いわば乾きやすい米糠油といえる「キヌカ」という自然塗料。100%自然素材で臭いもほとんどなく、無垢の木の風合いも損なわないというこのワックスを塗るとすれば、引っ越し前の本日しかなく、自分の荷物の荷詰めを後回しにして、納戸や屋根裏部屋を除く床という床のすべてに、このキヌカを塗る作業をしました。

BL150418キヌカ塗り1DSCF4636  BL150418キヌカ塗り2DSCF4639  BL150418キヌカ塗り3DSCF4644

キヌカは、ごらんの通り、見た目も米糠油そのもので、これに浸した日本手ぬぐいを絞って、床にすり込むようにして、薄く塗っていきます。キヌカはのびやすいものの、場所によって浸みこみ方の違う床に均等に塗っていくのには慣れが必要で、腕力も相当に使い、すべての床を塗り終えたときには、クタクタになっていました。

2枚目の写真は、キヌカを塗った床と、塗らなかった約30センチ四方の「大黒柱」を対比したもので、キヌカを塗ると、木の表面が、しっとりと濡れたようになるのが分かります。

3枚目の写真は、緩やかな傾斜で上り下りがしやすい、わが家の階段。キヌカを塗らない垂直の面などを保護するためにマスキングテープを張り付ける作業もまた、一苦労でした。
そんなこんなでキヌカを塗った床は、元の無垢のままの床よりは少々、足ざわりが冷たくなってしまいましたが、さほど大きな違いはないままです。ほぼ無臭といわれるキヌカは、厳密に言えば米糠油臭いのですが、これもまた、元の木の臭いを殺してしまうほどのものではなく、わが家に合ったワックスだったようだと納得しています。

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