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“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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原爆・高校野球の日

昨日は、広島に原爆が投下されてから70年目の原爆の日であるとともに、夏の甲子園=全国高校野球選手権大会が誕生してから100年を迎えた開幕の日でもありました。
私は高校野球に関する仕事で朝の早めの時間から出社したため、久々にロードバイクには乗らずに出勤。仕事のあとは滅多にない社外での昼食を同僚とともにいただきました。

掲載した写真は、その昼食でいただいた広島風のお好み焼きと、午後に帰宅する際、駅から自宅に向かう途中に撮った、キノコ雲を思わせるような入道雲と、高校のわきで通るトレイルで撮ったネコジャラシ=エノコログサです。

高校野球の開幕試合では、生まれながらの阪神ファンである私が、テレビで何度となくホームランシーンを見て悔しがる一方、敵ながらアッパレだと思っていた王貞治さんが始球式を務めて、見事なストライクを投じられました。
そんな子どものころ、「戦後30年」という言葉が使われ、「戦争を知らない子どもたち」という歌が流行っていましたが、それから流れた年月の方が長くなっています。戦争の時代を生きた祖父母は既に空の上で、少年少女時代に戦争を経験した父母も既に80代半ばに差しかかりました。

この国はなんとか70年の間、平和を保ってきましたが、1発で数十万人の一般市民の命を奪った核兵器は、いまだ世界に何万発も存在し、残念ながら戦争も地球上からなくなることはありません。また核兵器をつくった原子力は、原発事故という形で再びキバをむき、10万人もの人びとの生活の場を奪ったままです。

かつて20年にも及ぶ内戦に苦しめられたカンボジアがようやく平和を取り戻して間もないころ、現地に住んでその様子を伝える仕事をした私は、カンボジアの人たちから、平和で繁栄をとげた国から来たことを心からうらやましがられました。
しかし、この国がいまだに近隣諸国とのぎくしゃくとした関係を正常なものに戻せないでいるのは情けないことです。

戦争というものは、国益を旗頭に掲げさえすれば、そして勝利さえすれば何万何十万の人の命を奪っても許されて、人道上あり得ないような大規模殺りく兵器を使っても全く謝罪しなくても良いということになっている理不尽なものです。それでも戦争を続け、それを準備しようとしている人類は、はたしてほんとうに胸を張れる存在なのかどうかと疑わしく思えます。
良いところだけを見ると、この国は、どんどん便利になって豊かになって、戦争も戦後も遠ざかっていくばかりに思えます。あまりに満ち足りてしまった分、若い人たちが何に向かって努力すれば良いのか、見えにくくなっているようにも感じます。

でも、若い人にとっても、年を食った人にとっても、「お国のこと、世界のことは他人事」と目をつぶることをしなければ、やるべきこと・できることは、まだまだたくさんあるはずだと思います。

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