FC2ブログ
“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

最新トラックバック

カレンダー

12 | 2016/01 | 02
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

月別アーカイブ

FC2カウンター

全記事表示リンク

香菜でエスニック

先週末、自宅から5キロ足らずの大阪・四条畷市に最近オープンしたショッピングモールの地元農産物の販売コーナーで、「大阪産パクチー」を買い求めました。それを使って昨日、午後からの勤務に先立つランチに東南アジア風の焼き飯をつくったのに続き、本日はやはり熱帯の香りのするサラダやミャンマー風のカレー麺をつくって、いただきました。

本日のランチと同じく、昨日の焼き飯も我ながらなかなかの出来でしたが、焼き飯の写真は撮りそびれていましたので、サラダとカレー麺、そして本日、再度同じコーナーで買い足してきたパクチーの写真を掲載します。

BL160119パクチー1IMG_0499  BL160119パクチー2IMG_0157  BL160119パクチー3IMG_0500

タイ料理で良く使われる「パクチー」はタイ語ですが、欧米では乾燥した種が香辛料として使われ、英語の「コリアンダー」も良く耳にするほか、東南アジア同様に葉を料理に使う中国では「香菜(シャンツァイ)」と呼ばれています。
またミャンマーでは「ナンナンビン」と言うそうですが、約20年前にカンボジアで1年余り特派員をしていた私は、カンボジア語の「チー」の方が、ずっとなじみがあります。

ただ昨日、本日とつくった焼き飯やカレー麺は当時、カンボジアを離れて約1カ月の長期出張に行っていたミャンマーの首都ヤンゴンの小さなホテルで、ランチなどに繰り返しいただいていた料理をイメージしました。
写真にはありませんが、そのうち焼き飯は、中華料理でもあるように半球の形に固められ、その上には目玉焼きが乗っています。そして、ナンプラー(これはタイ語で、ベトナム語はニョクマム、カンボジア語はトゥックトゥレイ)やライムかレモンの汁、それに刻んだ唐辛子とニンニクをまぜたタレをかけては、いただきます。

また「オノコスエ」と呼ばれるカレー麺は、確か素麺のような細い麺を、ココナツミルクを加えてマイルドにしたカレーの汁に浸し、上には刻んだピーナッツやパクチーが乗っていたように覚えています。
本日、このオノコスエを再現してみようと思い立ったのは、大きな箱に入ったいただきものの素麺がたくさん残っていたから。ちょうど相性の良さそうな鶏肉が冷蔵庫にあり、年末に上京した際にゲットしていた、不揃いながら美味しい千葉産の「はねだし」ピーナッツが残っていたことも都合が良かったのです。ココナツミルクは探しませんでしたが、代わりに牛乳を入れればカレーがマイルドになることは予想できました。

そして、できあがったオノコスエ風のカレー麺は、かなりいい線を行っていて、忙しいながらも充実していて楽しかったヤンゴンでの日々が、20年の時を超えて、よみがえるような気がしました。
記憶が呼び覚まされた秘訣は、やはりカレーやパクチーの香りで、香り高い料理は、記憶を脳に焼き付ける働きがあることを思い知っています。

当時のミャンマーでは、先日行われた民主化後の総選挙で勝利したアウン・サン・スー・チーさんが、その後に長く続いた軟禁生活を強いられる直前で、私は連日、彼女が自宅の塀越しに、多くの支持者に向かって行う演説を聞いて、その内容をチェックするのが日課の1つでした。
また滞在中には、スー・チーさんと1対1のインタビューを2回にわたって英語で行い、その記事は日本の新聞だけでなく、私が留守をしていたカンボジアの新聞にも大きく掲載されました。スー・チーさんの演説の様子を何枚ものカラー写真で抑えた新聞1ページ用の特集記事も、全国の各紙に使ってもらいました。

ミャンマーではまた、地方の様子を取材するため、世界遺産の仏教遺跡があるバガンや、中国と国境を接する北部の中心都市マンダレーにも出かけてルポを書かせてもらったほか、ヤンゴン滞在中は、雨期の湿気た空気の中、毎朝ジョギングも楽しんでいました。
そんな懐かしい日々を思い出しながらパクチーの香りのする料理を食べていると、5年ほど現地を訪れていないカンボジアやミャンマー、それにやはり特派員時代などに、のべ1~2カ月は滞在していたタイを再訪して、アンコールワットのマラソンなどを走ってみたくなってきています。

スポンサーサイト