
3日前に寝屋川を遡り、長い時間をかけてゆっくり走るLSDをした際の写真を、もう1回掲載します。
今回は28キロ足らずのコースのうち後半に撮った10枚で、駅の構内を大きなクスノキが貫いている京阪電鉄・萱島駅や、1つ京都寄りの寝屋川市駅の駅前を過ぎ、私が中学時代から高校時代にかけて住んでいた寝屋川市内の団地の近くを通って、寝屋川の起点までの景色が写っています。

萱島駅のクスノキは36年前の私が大学に入った年、京阪電鉄の高架工事に伴って駅が移築された際に地元の要望を受け、ホームの真ん中をくりぬいて、そこを幹が貫く形で駅に取りこまれ、保存されることになりました。
樹齢700年と言われるこのクスノキは萱島神社の神木で、神社もまた、高架下に残されたのですが、3年前に大阪に戻ってきた私は、そのことを忘れたまま、電車の車窓からホームのクスノキを眺めていました。
そんなわけで、寝屋川を遡ってきた私は、川と同じく京阪の高架をくぐる際、初めてのような気持ちで萱島神社と、猫の額ほどの境内にあるクスノキの根元を見て、あらためて、この巨大な神木を残した粋なはからいに感心しました。

萱島駅を過ぎると、寝屋川の右岸に平行して用水路があり、そのわきの斜面にスイセンの群落がつくられて、もう満開の花盛りになっていました(右)。
用水路沿いには友呂岐緑地という公園が続き、遊歩道のわきに、木の舟が置かれています(中央)。
案内板によると、この舟は、かつて用水路から水を供給されていた田んぼと農家を結んで行き来しながら農具や刈り取った稲を運ぶのに使われた「三枚板舟(さんまいだぶね)」の少し小さ目のレプリカ。三枚板舟の名前は、船底が3枚の板によってつくられていたことに由来するといわれているそうです。
用水路沿いの遊歩道の行き止まりで石段を上ると、飛び出したのは寝屋川市駅前のアーケード商店街(左)。
水路をまたいで架けられた鉄骨上につくられていた建物は、商店の1つでした。

寝屋川中流の左岸に隣接していた深北治水緑地と同じく、上流の左岸につくられた打上川治水緑地に近い観音橋からは、左岸沿いに遊歩道が整備されています(左)。
さらに500メートルほど上流の橋と観音橋の間は、ランニングが好きだった高校時代の私が、1キロや2、3キロをダッシュする練習の際に走っていたコース。当時は行きに左岸、帰りには右岸を走っていましたが、左岸も車の通れる道路でした。
上流の橋のたもと近くに当時の姿を残しているのは、私の住んでいた団地の裏にある八幡神社(中央)。
遊歩道は団地のバス停の近くで左岸へと渡り、その終点に当たるのが、支流の川が合流して寝屋川の起点とされる場所(右)。
案内板を掲げる石の像は、「御伽草子」に収録されている民話で、近くの寝屋集落が舞台とされる「鉢かづき姫」の主人公をモチーフにした寝屋川市のマスコット「はちかづきちゃん」。
遊歩道わきの柵や橋の欄干にも、はちかづきちゃんのデザインがアクセントに使われています。
今回は28キロ足らずのコースのうち後半に撮った10枚で、駅の構内を大きなクスノキが貫いている京阪電鉄・萱島駅や、1つ京都寄りの寝屋川市駅の駅前を過ぎ、私が中学時代から高校時代にかけて住んでいた寝屋川市内の団地の近くを通って、寝屋川の起点までの景色が写っています。




萱島駅のクスノキは36年前の私が大学に入った年、京阪電鉄の高架工事に伴って駅が移築された際に地元の要望を受け、ホームの真ん中をくりぬいて、そこを幹が貫く形で駅に取りこまれ、保存されることになりました。
樹齢700年と言われるこのクスノキは萱島神社の神木で、神社もまた、高架下に残されたのですが、3年前に大阪に戻ってきた私は、そのことを忘れたまま、電車の車窓からホームのクスノキを眺めていました。
そんなわけで、寝屋川を遡ってきた私は、川と同じく京阪の高架をくぐる際、初めてのような気持ちで萱島神社と、猫の額ほどの境内にあるクスノキの根元を見て、あらためて、この巨大な神木を残した粋なはからいに感心しました。



萱島駅を過ぎると、寝屋川の右岸に平行して用水路があり、そのわきの斜面にスイセンの群落がつくられて、もう満開の花盛りになっていました(右)。
用水路沿いには友呂岐緑地という公園が続き、遊歩道のわきに、木の舟が置かれています(中央)。
案内板によると、この舟は、かつて用水路から水を供給されていた田んぼと農家を結んで行き来しながら農具や刈り取った稲を運ぶのに使われた「三枚板舟(さんまいだぶね)」の少し小さ目のレプリカ。三枚板舟の名前は、船底が3枚の板によってつくられていたことに由来するといわれているそうです。
用水路沿いの遊歩道の行き止まりで石段を上ると、飛び出したのは寝屋川市駅前のアーケード商店街(左)。
水路をまたいで架けられた鉄骨上につくられていた建物は、商店の1つでした。



寝屋川中流の左岸に隣接していた深北治水緑地と同じく、上流の左岸につくられた打上川治水緑地に近い観音橋からは、左岸沿いに遊歩道が整備されています(左)。
さらに500メートルほど上流の橋と観音橋の間は、ランニングが好きだった高校時代の私が、1キロや2、3キロをダッシュする練習の際に走っていたコース。当時は行きに左岸、帰りには右岸を走っていましたが、左岸も車の通れる道路でした。
上流の橋のたもと近くに当時の姿を残しているのは、私の住んでいた団地の裏にある八幡神社(中央)。
遊歩道は団地のバス停の近くで左岸へと渡り、その終点に当たるのが、支流の川が合流して寝屋川の起点とされる場所(右)。
案内板を掲げる石の像は、「御伽草子」に収録されている民話で、近くの寝屋集落が舞台とされる「鉢かづき姫」の主人公をモチーフにした寝屋川市のマスコット「はちかづきちゃん」。
遊歩道わきの柵や橋の欄干にも、はちかづきちゃんのデザインがアクセントに使われています。
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