
本日の泊り勤務明けも、大阪と奈良の府県境の生駒山に走って登り、帰宅時のトレランをしました。
先月下旬の泊り明けから3回続きとなる帰宅時の生駒山のランニング登山で、今回も前回と同じく大阪側の近鉄・新石切駅をスタートして一気に標高差約630メートルを駆け上ることにしましたが、前回は一般的な登山路の1つ、「摂河泉ハイキングコース」をたどったのに対し、今回は途中まで、ちょっとマイナーなコースを選びました。
前回のコースがほぼ尾根伝いだったのと違って、今回は谷を詰めるコースで、その谷の上流部には、生駒山で唯一の滝と言われる「長尾の滝」があります。生駒山は都市近郊の山とあって、登山コースは一般的なものからマイナーなものまで数多くありますので、こうして初めて踏むコースをたどることで気持ちも新鮮になり、山の新たな魅力を見出すことにもなります。
前回のゴールは電車に乗って帰宅できる京阪電鉄・私市駅でしたが、今回は前々回と同じく途中で用事があったことから、JR片町線(学研都市線)の四条畷駅を目指しました。トレランの途中で撮った写真は19枚を2回に分けて掲載します。



スタート地点の新石切駅は高架の駅で、ホームからは頂上部にテレビ塔が林立する生駒山を望めます。
大阪市営地下鉄から直通電車が乗り入れる近鉄の「けいはんな線」は、この先、生駒山をトンネルでくぐり、奈良側の麓にある生駒駅へと通じています。
今回は谷沿いのコースとあって、道の勾配は先に進むほど急になっていきました。
それでも、長尾の滝を境内に取りこんでいるお寺の天龍院の少し手前までは、なんとか車1台が通れるような道路が続いています。その道のわきに咲き誇っていたのは切り絵でつくった小さな人形が無数に集まったように見えるユキノシタの花。こんな大群落を見るのは初めてでした。
長尾の滝へと続く道のわきにはまた、アジサイの花やミツバの群落が見られ、鮮やかな前掛けを着けるなどした石のお地蔵さんも、あちこちにたたずんでられました。
役行者(えんのぎょうじゃ)の行場だったとも伝えられる長尾の滝は上下に2段が続いていて、下の方の「雌滝」は滝行をしやすいようにするためか設置されたパイプの先から流れていましたが、上の「雄滝」は岩の上を流れ、落差10メートルほどの立派な滝でした。
滝のそばに立つ銅像は、江戸時代の18世紀半ばに、このあたりに庵を結んで14年にわたり隠棲したという慈雲尊者をモデルにしているということです。
滝を過ぎるとコースは本格的な登山道になります。
生駒山系のハイキングコースは林道のような道や、昔なら馬が通れたような幅が広く整備の行きとどいた道が多く、人がすれ違うのも難しいような、いわゆる「シングルトラック」の登山道はむしろ珍しいほどです。
でも、下草が足に触れてくるような、こうした山道の方が山や自然を近く感じることも確かで、ガイドマップに載っていないようなマイナーなコースをたどるのも、たまには悪くありません。
そんな山道はほんの1キロほどで、前回通ったハイキングコースに合流しますが、そこに至るまでの間、道のわきに薄いピンクのユリの花を見ることもできました。
先月下旬の泊り明けから3回続きとなる帰宅時の生駒山のランニング登山で、今回も前回と同じく大阪側の近鉄・新石切駅をスタートして一気に標高差約630メートルを駆け上ることにしましたが、前回は一般的な登山路の1つ、「摂河泉ハイキングコース」をたどったのに対し、今回は途中まで、ちょっとマイナーなコースを選びました。
前回のコースがほぼ尾根伝いだったのと違って、今回は谷を詰めるコースで、その谷の上流部には、生駒山で唯一の滝と言われる「長尾の滝」があります。生駒山は都市近郊の山とあって、登山コースは一般的なものからマイナーなものまで数多くありますので、こうして初めて踏むコースをたどることで気持ちも新鮮になり、山の新たな魅力を見出すことにもなります。
前回のゴールは電車に乗って帰宅できる京阪電鉄・私市駅でしたが、今回は前々回と同じく途中で用事があったことから、JR片町線(学研都市線)の四条畷駅を目指しました。トレランの途中で撮った写真は19枚を2回に分けて掲載します。










スタート地点の新石切駅は高架の駅で、ホームからは頂上部にテレビ塔が林立する生駒山を望めます。
大阪市営地下鉄から直通電車が乗り入れる近鉄の「けいはんな線」は、この先、生駒山をトンネルでくぐり、奈良側の麓にある生駒駅へと通じています。
今回は谷沿いのコースとあって、道の勾配は先に進むほど急になっていきました。
それでも、長尾の滝を境内に取りこんでいるお寺の天龍院の少し手前までは、なんとか車1台が通れるような道路が続いています。その道のわきに咲き誇っていたのは切り絵でつくった小さな人形が無数に集まったように見えるユキノシタの花。こんな大群落を見るのは初めてでした。
長尾の滝へと続く道のわきにはまた、アジサイの花やミツバの群落が見られ、鮮やかな前掛けを着けるなどした石のお地蔵さんも、あちこちにたたずんでられました。
役行者(えんのぎょうじゃ)の行場だったとも伝えられる長尾の滝は上下に2段が続いていて、下の方の「雌滝」は滝行をしやすいようにするためか設置されたパイプの先から流れていましたが、上の「雄滝」は岩の上を流れ、落差10メートルほどの立派な滝でした。
滝のそばに立つ銅像は、江戸時代の18世紀半ばに、このあたりに庵を結んで14年にわたり隠棲したという慈雲尊者をモデルにしているということです。
滝を過ぎるとコースは本格的な登山道になります。
生駒山系のハイキングコースは林道のような道や、昔なら馬が通れたような幅が広く整備の行きとどいた道が多く、人がすれ違うのも難しいような、いわゆる「シングルトラック」の登山道はむしろ珍しいほどです。
でも、下草が足に触れてくるような、こうした山道の方が山や自然を近く感じることも確かで、ガイドマップに載っていないようなマイナーなコースをたどるのも、たまには悪くありません。
そんな山道はほんの1キロほどで、前回通ったハイキングコースに合流しますが、そこに至るまでの間、道のわきに薄いピンクのユリの花を見ることもできました。
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