
一昨日まで息子と一緒に上京した旅行では、行き帰りとも新幹線に乗り、往路の新大阪駅では珍しい「ドクターイエロー」の姿を見ることもできましたが、戻ってきた自宅にも、新幹線の先頭車両そっくりの「ドクターグリーン」とも呼べそうな生き物が成長していました。
それは、わが家の玄関先に植えているユズの木を棲み家にしている「ユズボウ」とも呼ばれるアゲハチョウの幼虫です。
まだ成長の途中で、十分に葉を茂らせていなければ花や実もつけていないユズの木を守ることを優先したいと思って、次々に卵からかえるユズボウを見るたびに、「殺生したくない」という気持ちを抑え、申し訳ないと思いながら枝や葉から落とすようにしていますが、さすがに4日間も家を空けると、隠れていた数匹のユズボウが大きくなってしまったようです。

実は去年、今年と「1、2匹ぐらいはサナギにやチョウにならせてあげよう」と思って、茶色から緑色になるまで成長したユズボウを何度か見逃してやったことがあります。それは、エリック・カールの「はらぺこあおむし」を私に読んでもらって、ユズボウが、そのあおむしの仲間だと理解できるようになった息子に、チョウが羽化する様子を見せてやりたいと思ったからでもあります。
ただ先月は、10センチほどにまでなったユズボウが、ある朝、こつ然と姿を消していて、どうやらカラスかハトに食べられてしまったらしいと分かったことから、せっかく見逃してやっても、そのかいがないように思ってもいました。
とはいえ、今回も大きくなってしまったユズボウに手をかけるのは、はばかられ、どうせなら今度こそ、サナギになり、チョウになってほしいと思っているところです。そうすれば、来年か再来年にユズが花を咲かせたとき、チョウが受粉の手伝いをしてくれるはずですので。
それは、わが家の玄関先に植えているユズの木を棲み家にしている「ユズボウ」とも呼ばれるアゲハチョウの幼虫です。
まだ成長の途中で、十分に葉を茂らせていなければ花や実もつけていないユズの木を守ることを優先したいと思って、次々に卵からかえるユズボウを見るたびに、「殺生したくない」という気持ちを抑え、申し訳ないと思いながら枝や葉から落とすようにしていますが、さすがに4日間も家を空けると、隠れていた数匹のユズボウが大きくなってしまったようです。



実は去年、今年と「1、2匹ぐらいはサナギにやチョウにならせてあげよう」と思って、茶色から緑色になるまで成長したユズボウを何度か見逃してやったことがあります。それは、エリック・カールの「はらぺこあおむし」を私に読んでもらって、ユズボウが、そのあおむしの仲間だと理解できるようになった息子に、チョウが羽化する様子を見せてやりたいと思ったからでもあります。
ただ先月は、10センチほどにまでなったユズボウが、ある朝、こつ然と姿を消していて、どうやらカラスかハトに食べられてしまったらしいと分かったことから、せっかく見逃してやっても、そのかいがないように思ってもいました。
とはいえ、今回も大きくなってしまったユズボウに手をかけるのは、はばかられ、どうせなら今度こそ、サナギになり、チョウになってほしいと思っているところです。そうすれば、来年か再来年にユズが花を咲かせたとき、チョウが受粉の手伝いをしてくれるはずですので。
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