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“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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それでも川は流れて

本日は、母が2カ月に1度受診する京都の病院に、両親と一緒に出かけました。
従来は可能な限り2人を車に乗せて病院に連れて行っていたのですが、東京夢舞いマラソンが開かれるこの週末にまた連休を取らせてもらう関係で、今回も休みや泊まり勤務を入れることができず、電車で病院に行った後、午後からの勤務に向けて会社に直行することになりました。

ヒザの痛みは徐々にやわらいでいますが、それでも歩くだけで何歩かに1歩は鈍い痛みを感じますし、駅の行き帰りなどで急いでいても、走るに走れないため、気持ちが暗くなるばかりか不便でなりません。
そんなわけで、京阪電鉄・出町柳駅から病院まで行き来する際も、いつもなら京都中心部を流れる鴨川に架かる橋から、2本の支流がY字型に合流する鴨川公園あたりの眺めをゆっくり楽しみながら写真を撮るところなのに、前後でダッシュできないと分かっていることから、ほぼ足を止めることなく、そそくさとシャッターを切ることしかできませんでした。

鴨川では、夏の間のように水辺でたわむれる子どもたちの姿はなく、その閑散とした景色から、秋の訪れを感じることができました。その少し寂しげな景色は、ヒザの痛みを抱えて鬱々とする私の気持ちと重なるように思えましたが、それでも川の流れそのものはいつも通りで、京都に都が置かれた1000年以上前から何も変わっていないようです。

そんな悠久の川の流れ、時の流れの中にあっては、私にとって今年の10大ニュースのトップになりそうなヒザの故障など、小さな出来事に過ぎません。実際に、私からランニングの楽しみを奪ってしまうかもしれない半月板の断裂は、確かに私の意識の大部分を引きつけてしまっていますが、お医者さんが「イカの刺身のようなもの」と表現される小さな体のパーツに、ほんの数ミリか数センチほどの切れ目が入っただけです。

それに私は当面、走れなくなっただけであって、それ以外は以前の私と何一つ変わっていません。
それに対し、治ることがない母の病気は時とともに確実に進んでいますし、やはり改善の見込みがない父の足の不具合も、私の半分以下のスピードでしか歩けない状態のままです。
そんな両親を見ていると、誰かに話して少しでも慰めてもらいたいような気もする私のヒザの故障について、少なくとも両親に対して愚痴ることだけはできないなあと感じ、いつもどおり何もなかったかのように明るく振る舞うことにしました。

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