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“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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川風涼しい三十石船

東京夢舞いマラソンの翌日、韓国・コチャンのジョンマンさん、ジョンスクさん夫妻と一緒に、旧友の小百合さんから京都・伏見を案内してもらった際の写真を引き続き掲載します。

今回は、ミニ会席のランチをいただいた後、伏見が水運の要衝だったころをしのぶ「三十石船」に乗って、涼しい川風に吹かれながら遊覧した際に撮った9枚を掲載します。

BL161010三十石船1IMG_0712  BL161010三十石船2IMG_0714  BL161010三十石船3IMG_0699

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先にも書きましたように、豊臣秀吉が築城した伏見桃山城の城下町として栄えた伏見は、その後も京都と大阪を結ぶ水運の要衝で京都の玄関口となり、淀川の支流・宇治川のそのまた支流に当たる運河・濠川で運行していた三十石船は往時、毎日数百隻に及んだということです。
ちなみに1石は米にすると約150キロということですので、こうした船にはなんと4.5トンもの荷が積まれていたことになり、船による物資の輸送が、いかに盛んだったのかが、しのばれます。

坂本竜馬が襲われた寺田屋事件で知られる船宿、寺田屋の近くにある濠川の船着き場を発着する観光遊覧船としては普段、ずっと小さい「十石船」が運行されています。
それに対して、三十石船は年に何回か、連休などに数日ずつお目見えするだけで、今回はその幸運に浴したわけですが、予約制の三十石船の方が知られていないためか、私たちが乗船した際は、ほかに1組のお客がいるだけというほとんど貸切状態で、ゆったりと船の旅を楽しむことができました。

船は濠川が宇治川に流れ込む地点に設けられた「三栖の閘門(こうもん)」まで数キロを往復し、折り返し点では、かつての閘門の操作所を改装した資料館も見学してきました。
ここの閘門は既に使われていないものの、淀川とその下流の大川(旧淀川)の間に設けられた「毛馬閘門」と同じく、水位の異なる2つの川を船が行き来するため、2枚の水門を交互に動かすというパナマ運河の水門と同じ構造だといことでした。

今回、ジョンマンさん夫妻を京都に案内するに当たっては、先だって彼の息子さんが友人と関西旅行に着た際に、嵐山上流の渓谷を船で下る「保津川下り」に案内したことから、それに匹敵するイベントがあればと悩みましたが、この風流な三十石船のクルーズは短時間ながら、のんびりと景色を楽しめるすばらしいアトラクションで、案内してくれた小百合さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

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