
昨日、息子の保育園の運動会に出かけた帰り道、娘をチャイルドキャリアに担ぎながら撮った庭先や道端の花や実の写真を掲載します。秋は山に出かけてもピンクや紫の花や実が目立つのですが、撮った写真を見てみると、やはりピンクなどの色がそろっていました。

写真に写っているのは大きな花のムラサキカタバミの花とムラサキシキブの実、それに擁壁の下から見上げて撮ったため花の形が良くわからないものの、おそらくマツバボタンの花です。
名前にムラサキが付いている2つのうち、ムラサキカタバミの方はどう見てもピンクに見えますが、このムラサキシキブの紫もピンクがかっていて、双方の色はかなり近いようです。
といっても、デジタル写真の色ではムラサキは実際の色と違って写ることが多いため、一応その場で実際の色とモニターの色の違いを記憶して多少の補正をかけることが多いのですが、人それぞれが見ている色がはたして同じなのかどうかは実のところ誰にも分かりません。
信号の青は、私にはどちらかと言えば緑に見えるのですが、3歳の息子に聞いてみると、緑ではなく青だと言い張ります。
普段、さんざん「青」と言い聞かせているものを緑ではないかと言われても、簡単には「うん」と言えないのは当然ですが、自分の目であらためて信号を見てみると、確かにどちらとも言えないようにも見えるものです。
それを言えば、コンピュータやスマホの色だって、その機種によってずいぶん違うもので、そもそもデジタル写真の色の微妙な違いをうんぬんすること自体、あまり意味のないことなのでしょう。
そういえば私自身も、微妙な発色のズレを補正する「キャリブレーション」機能の付いたモニターを使っていますが、定期的にやるべき調整作業を長らく怠ったままですし、モニターとプリントの色の差を小さくするために部屋の照明に使っている、昼間の太陽光と同じ色温度の色評価蛍光灯も、年々も経ってへたれてきているのをほったらかしにしています。
それでもデジタル写真の編集に慣れてくると、本物と写真の被写体として写しとられた像の絶対的な色がズレていても、1つの絵の中の色と色との相対的な関係に気を配ることによって、発色に偏りのあるノートパソコンのモニターを使ってでさえ、ある程度の色補正ができるようになるものです。
ようするに、ムラサキとピンクがどうらや一部オーバーラップしていても、2つの花の色を比べるとその違いは分かるわけで、この世界も写真の世界も、そうした微妙な色のグラデーションや差異が集合して目に見える像をつくっているということのようです。



写真に写っているのは大きな花のムラサキカタバミの花とムラサキシキブの実、それに擁壁の下から見上げて撮ったため花の形が良くわからないものの、おそらくマツバボタンの花です。
名前にムラサキが付いている2つのうち、ムラサキカタバミの方はどう見てもピンクに見えますが、このムラサキシキブの紫もピンクがかっていて、双方の色はかなり近いようです。
といっても、デジタル写真の色ではムラサキは実際の色と違って写ることが多いため、一応その場で実際の色とモニターの色の違いを記憶して多少の補正をかけることが多いのですが、人それぞれが見ている色がはたして同じなのかどうかは実のところ誰にも分かりません。
信号の青は、私にはどちらかと言えば緑に見えるのですが、3歳の息子に聞いてみると、緑ではなく青だと言い張ります。
普段、さんざん「青」と言い聞かせているものを緑ではないかと言われても、簡単には「うん」と言えないのは当然ですが、自分の目であらためて信号を見てみると、確かにどちらとも言えないようにも見えるものです。
それを言えば、コンピュータやスマホの色だって、その機種によってずいぶん違うもので、そもそもデジタル写真の色の微妙な違いをうんぬんすること自体、あまり意味のないことなのでしょう。
そういえば私自身も、微妙な発色のズレを補正する「キャリブレーション」機能の付いたモニターを使っていますが、定期的にやるべき調整作業を長らく怠ったままですし、モニターとプリントの色の差を小さくするために部屋の照明に使っている、昼間の太陽光と同じ色温度の色評価蛍光灯も、年々も経ってへたれてきているのをほったらかしにしています。
それでもデジタル写真の編集に慣れてくると、本物と写真の被写体として写しとられた像の絶対的な色がズレていても、1つの絵の中の色と色との相対的な関係に気を配ることによって、発色に偏りのあるノートパソコンのモニターを使ってでさえ、ある程度の色補正ができるようになるものです。
ようするに、ムラサキとピンクがどうらや一部オーバーラップしていても、2つの花の色を比べるとその違いは分かるわけで、この世界も写真の世界も、そうした微妙な色のグラデーションや差異が集合して目に見える像をつくっているということのようです。
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