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“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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雨の中、清滝峠越え

泊り勤務明けの本日は冷たい雨が降る中、帰宅時に少し遠回りして、大阪と奈良の府県境にある生駒山地の清滝峠(大阪・四条畷市)を越えてきました。

去年の秋に発覚した左ヒザの半月板断裂による故障の後、痛みや違和感がほぼ解消した最近になっても、大事をとってランニングは本格的に再開しておらず、トレーニング量が激減した結果、私の体重は未知の領域まで増えてきています。
本日、少し無理をしてでも時間に余裕がある機会を逃さず、帰宅ライドでの練習量を増やそうと思ったのはそのため。また、痛みがなくなったらなくなったでサボってしまっている筋トレの代わりに、脚や呼吸器系に負荷がかかって、筋肉に刺激が入る坂道ライドをしてみようと、しばらく前から目論んでいたからでもあります。

さらに、ちょうどこの間、ヒザへの負担を減らそうと、バイクのギアを坂道に対応しやすい軽めのものにした上、ペダルのアーム部分に当たるクランクも短くして回しやすくしていましたので、その効果を試したいという気持ちもありました。
かといって、いきなり劇坂で知られる生駒山地南部の暗がり峠や、やはりチャレンジングな十三峠にトライしていては、再びヒザを悪くする恐れがありますので、標高差200メートルほどで勾配も緩やかな坂道ライドの入門コースとされる清滝峠を選びました。

また清滝峠は比較的自宅の近くに位置していて、峠を越えて渓谷沿いの磐船街道を下ってきても、自宅までの距離は通勤路の20キロより少し長いだけの30キロ余りにしかなりません。
そうしたこともあって、走り初めには既に小雨が降っていたものの、空はそれほど暗くもなかったことから峠道を登ってみることにしたのです。

BL170122清滝峠越え1IMG_1273  BL170122清滝峠越え2IMG_1280  BL170122清滝峠越え3IMG_1278

掲載する写真はまず、峠の麓に行きつくまでに通る、花博会場跡の鶴見緑地公園の入り口と、標高245メートルの標識がある清滝峠付近、そして以前、近鉄・生駒駅からの帰宅トレランでいつも休憩地点にしていた峠の向こう側にある飯盛霊園の事務所前の自販機コーナーで撮った愛車のパナコです。

雨の中を走りだすといっても緊急用にバッグの中に用意してある装備は、撥水性のウインドブレーカーの上下と防水のヘルメットカバーにシューズカバー、バッグのカバーぐらい。手袋はもともと防風性のものの下にもう1枚はめて2重ですが、これも雨を完全に防げるものではありません。
というわけで、走っている間にヒザや足首周りなどに水がしみてきますが、それでも気温は雪にならない程度と、このところにしては高めだったため、峠道に突入しました。

国道163号線が通過する清滝峠は、国道のバイパスができていることから、バイク向けの旧道は幅が広いわりには車が少なく、狭く曲がりくねった道に突然車が現れる暗がり峠や十三峠より走りやすいほど。
そして取り替えておいたギアやクランクの効果も上々で、気持ちよく心拍数を上げ、自分の呼吸音でリズムをとっているうち、あれよあれよという間に頂上まで登りきることができました。

ただ問題だったのは下り道。ただでさえ雨でブレーキの利きが悪くなっているのに加えて、長らく調整していなかったことからワイヤも緩んでいたため、辛うじて減速することはできてもストップするのは難しくて、車のそばを走るのがおっかないほど。
昨日報じられたエリートトライアスリートのバイク練習中の死亡事故のことが頭をよぎりますが、自分がここで事故に遭っても、たいしたニュースにはならないよなあ、などと考えながら、ようやく飯盛霊園まで下って、ここでワイヤを調整しました。

ところが今度は、ブレーキパッドが限界まですり減っていることが分かり、前輪はゴムの下にある金属部分とホイールの金属がすれてガリガリと音をたて、ほとんど使い物になりません。
というわけで、本来なら気持ちよく飛ばすはずの磐船街道の下りも、利きの悪い後輪のブレーキだけにたよって徐行運転し、なんとかかんとか下っていきました。

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そうしたブレーキのトラブルに加えて、峠越えの前後では雨が強くなったため、体の濡れはひどくなり、手袋は絞るとポタポタと水が落ちるほどになっていましたが、こんなブレーキのままでは今後の通勤ライドも不可能ですので、山を下りて自宅に向かう途中にある行きつけの自転車屋さんに寄って、ブレーキパッドを交換してもらいました。

すると案の定、既に金属の削りクズが出ていた前輪のブレーキパッドだけでなく、後輪のパッドもほとんどゴムがなくなっていました。そのゴムを見ると、少しずつ積み重ねてきた通勤などでの練習量が、かなりのものになっていることを実感すると同時に、自分のヒザの緩衝材である半月板が長年酷使してきた結果、すり切れて断裂するのも当然だよなあと思えました。

掲載した残りの3枚は、取り外してもらった後輪のブレーキパッドと、帰宅後、既に足首部分から水が靴の中に入ってしまっていたシューズカバー、それに磐船街道の途中にある磐船神社の御神体である巨岩をバックに撮った酉年の絵馬でした。

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