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“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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45年ぶりのマキノ

子どもたちに雪遊びをさせようと、昨日まで1泊2日で滋賀県北部のマキノスキー場に出かけてきました。

このスキー場は、昭和初期にオープンした老舗のゲレンデ。
私も45年ほど前、ボーイスカウトの年少組のカブスカウトのときにスキー合宿に来て、ゲレンデの中の民宿で寝る前に湯たんぽ投げに興じたほか、ボーイスカウトになってからはキャンプに来た記憶もあります。
その懐かしのスキー場が半世紀近くたった今は、子ども向けの広大な雪遊び場に生まれ変わっています。スキー人口が減るなか、標高が低くて雪質が良くないうえ、斜面も緩やかすぎるためスキーヤーやボーダーらに敬遠されたためらしく、13年前に老朽化したリフトが撤去されて、現在はソリ滑りのために100メートルほどの動く歩道があるだけなのです。

3歳の息子は、保育園などで雪が出てくる歌を覚えて口ずさんでいますが、これまで本格的な雪原を見ることがありませんでした。
そこで満を持して連れて来たマキノでは大喜びして、ソリ滑りや雪を使ったおままごとに夢中になっていました。また1歳の娘は、雪に触れると冷たいうえ、少し歩くだけでも滑ってしまうため最初は縮こまっていましたが次第に慣れて、2人とも雪の感触を体で覚えてくれたもようでした。
私は私で、5年以上もごぶさたしているクロスカントリースキーの道具を持ち込んで、息子が乗ったそりを引っ張ってみたほか、ゲレンデを何周かさせてもらいました。

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掲載する写真はまず、琵琶湖の沿岸からマキノスキー場に向かう際に通る長さ2キロ以上もの立派なメタセコイヤ並木。
韓国ドラマ「冬のソナタ」で登場する並木よりもずっと見ごたえのあるこのメタセコイヤ並木は近年有名になって、四季を通じて多くの観光客を呼んでいるそうですが、私の記憶にはありませんでした。
それもそのはず、道路の両側にそびえる約500本ものメタセコイヤ並木は36年前、「学童農園」の整備事業の一環として、地元の果樹生産組合が植えたのが始まりだということです。

続く写真は、この間に買いそろえるなどした雪遊び用のグッズに、広々としたマキノの雪原の様子。
背後に屏風のように広がる雪の山々に囲まれたスキー場の風景は、確かに記憶通りでしたが、リフトのないスキー場はまさに一面の雪野原で、リフトが動く音も音楽もなく、より自然を感じることができるようです。

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マキノスキー場の近くには民宿街があって、学生たちの夏の合宿などで人気があるようですが、私が宿泊したのは、そんな民宿の1つの分館に当たるゲレンデそばの「みくに館 山の家」。
この山の家は、かつて京都・京極にあった木造の小学校の校舎2棟を移築して利用していて、広いホールの板の間がブラスバンドや大人のジャズ愛好家らの合宿に使われているということです。しかし今回は、その建物で食事をいただいたものの、泊ったのは4年前に新築された別棟で、日曜の夜とあって建物ごとを貸切で使わせていただきました。

1階の2間をぶち抜き、大広間のようにして使わせてもらった部屋で、寝酒にいただいたのは、途中の道の駅でゲットした地元・高島市の地酒「萩の露」。
大学時代に飲んで、その際立って芳醇な香りと味に魅了されたことのある銘柄ですが、今回いただいた酒はかなり趣が異なって、ずっと大人しい飲み口になっていました。ただ、その違いに納得ができず、帰路に立ち寄った醸造元でゲットした酒は、ずっと濃厚で、昔いただいた萩の露の記憶をよみがえらせてくれました。

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本日は当初、朝から雨の天気予報でしたが、実際に雨が降りだしたのは、ちょうどスキー場を出発する予定にしていた正午ごろで、午前のうちは曇り空の下、昨日に続いてソリ遊びをしたり、クロカンスキーでひとっ走りさせたもらったりしました。

札幌に勤務していた際に始めたクロカンスキーは、これまで50キロや30キロのマラソンを20回ほど走っていますが、5年ほど前に旭川の大会に出て以降、長らくごぶさたしています。
ただ、来年ぐらいには復活したいと目論んでいて、それに向けた足慣らしの意味も兼ねて、屋根裏に押し込んであった板などを引っ張り出してきました。

しかし、何シーズンものブランクはさすがに大きく、体力が落ちたうえ、ガタガタの湿雪で滑りにくかったこともあって、緩やかな斜面を登るのにも息が上がってしまい、スムーズに下ることもできずに2度ほど尻もちをついてしまったほどでした。

しかし、考えてみると、リフトがなくなった傾斜の緩いスキー場は、子どもの雪遊び天国であると同時に、全面がクロカンの練習場のようなもの。北海道にいたころは、遠くて狭くて雪質の悪い近畿のスキー場に再び来ることなど想像もしませんでしたが、今の私にとって、このスキー場は子どもも自分も遊べる、まさにおあつらえ向きのフィールドとなっていました。

そうそう、山の家のご主人も、なんと大学時代にクロカンスキーの選手だったということで、これまたなんだか因縁を感じてしまいました。調べてみると、スキー場の裏山ではトレッキングのコースも整備され、メタセコイヤ並木の近くにはスリーシーズン収穫が楽しめる果物農園もあるということで、この懐かしいマキノの地には、また出かけてくることになりそうです。

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