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“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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春のいぶき

一昨日に兵庫・宝塚市にある中山寺に行った際に撮った写真を、あと6枚だけ掲載します。
昨日の記事で紹介した通り、このお寺は子どもを授かることや安産のご利益があるとされていて、「お礼参り」などで子どもを抱えたり連れたりして訪れる家族連れなどが目立ちます。
そうした子どもの姿や春の花など、春らしく、いのちのいぶきが感じられるような写真-というのが苦し紛れにつけたタイトルの意味あいです。

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法要に登場したタカラジェンヌなどに気をとられて、お寺の外観などはほとんど撮っていないのですが、本堂の壁や柱に施された極彩色の文様には目を奪われてシャッターを押しました(左)。

鮮やかな色合いで描かれた鳥獣や植物の文様は、韓国のお寺などとも似ているのですが、韓国では、さらに鮮やかな原色が目立つのに対して、こちらはちょっとパステル調でおとなしめの色づかいです。
物事や物言いでも、はっきり白黒をつける韓国のスタイルと、あいまいさも尊重する日本のスタイルの違いが、こんなところにも現れているような気がしました。

法要にはタカラジェンヌのほか、稚児の衣装を身に着けた子どもたちも母親らと一緒に参加していました(右)。
子どもたちの動きは、なかなか予想が難しく、写真を撮るのが一苦労でしたが、本堂の回り廊下を歩いている様子を1枚、おさえさせてもらいました(右)。

おばあさまとみられる女性に抱えられていた幼い子どもは、シマウマのような柄の派手な服が関西っぽくて目を引かれ、女性にお願いして撮らせてもらいました(中央)。

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子宝、安産のご利益があるお寺とあって、境内では妊婦さんらが「腹帯」をいただくカウンターや、子宝などの願い事を記した前掛けを仏さまの前に積み上げる場所などもありましたが、山門では、仁王さまの前の柵に、願い事を書いた布を結び付けたわらじが、たくさん吊されていました(左)。
わらじは足の具合が悪い人たちが快復を願って吊しているということで、この寺が「守備範囲」にしている願い事は、ずいぶん幅が広いものだと思いました。

境内に植えられていたツバキは、ビー玉かキャンディーのような見事な紅白のまだら模様(中央)。
シャクナゲも、山の尾根筋でみられるピンクや白の1色のものではなく、ピンクに白の交ざったデザイン(右)。
いずれも、なんだかおめでたい感じでした。
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