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“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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写真展ゲスト5-増田明美さん!!!

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このところ続けておりました写真展オープニング・セレモニーのゲスト紹介は本日、最終回を迎え、ご存じスポーツジャーナリストの増田明美さんに登場していただきます!!!

私が増田さんとお会いしたのは、東京マラソンの実現を呼び掛けるために始まった歩道を走る「東京夢舞いマラソン」の活動を通じてのことです。私は取材を機に「夢舞い」の活動に加わりましたが、増田さんは「夢舞い」が主催したシンポジウムでパネラーを務めたり、大会でゲストランナーとして走ったりしてくださいました。しかも、そんな際の打ち上げにも参加されたうえ、十八番の演歌歌手・都はるみの物まねまで披露されるなど、その気さくなお人柄は、とても元超一流選手で名マラソン解説者でもある著名な方とは思わせません。

さらに、私がテレビ局に出向していたときに続いて、戻ってきた勤務先の通信社でも「東京で市民マラソンを」をテーマにしたテレビ向けの企画をまとめた際も、増田さんは取材の依頼を快諾。「夢舞い」でインターネット中継を試みたときも、専用ページにメッセージを贈ってくださいました!

ですから、「夢舞い」の活動と同様に、「東京マラソンの実現につながれば」と思って私が始めた海外マラソンの撮影が写真展という形で実を結ぶことが決まった際、応援をお願いする方として真っ先に頭に浮かんだのが増田さんでした。増田さんはマラソン・駅伝シーズンでお忙しいなか、私がCDにコピーしてお預けした展示写真のすべてを隅々までご覧になり、オープニングに先だってフライヤー(チラシ)や会場展示用のすばらしい応援文を寄せてくださいました。

なかでも、展示用の応援文(このサイトでもご覧になれます)は、私が当初、原稿の文字数をきちんとお伝えしていなかったことから、いったんいただいた短めの文章を膨らませてくださるようお願いしたのですが、それにも応じていただきました。
会場のデザインを担当した金森尚さんが提案した応援文用のパネルは「A0」という特大のサイズで、当初の文章ではどうしてもレイアウトができませんでした。増田さんの文章は、いつも練りに練られていて、新聞連載用のエッセイを依頼する通信社の担当者も「他の人と違って、手直しする部分が全くない」と言うほどです。でも、この際は「頭を下げるしかない」と金森さんと相談し、日本国中で誰もできない増田さんへの「書き直し」の依頼を大胆にもさせていただくことになりました。
こちらの心配をよそに、増田さんは次の日には再び長さも内容も完璧な原稿を寄せてくださいました。増田さんの文章は簡潔明瞭で、詩的でリズムがあって、思いやりと愛情に満ちあふれていて、まさに視聴者をとりこにするマラソンの名解説を凝縮したようなすばらしさでした!!!

そしてそして、さらにすばらしかったのが、オープニングでのごあいさつでした!!!
ごあいさつに続いて、増田さんから私にご質問をいただく形でミニトークもしてくださいました。ご覧ください!

【増田明美さん】
みなさん、こんばんは。辰巳さん、おめでとうございます。すごい写真にパワーを感じます。

私、大島(幸夫)さんのやられていた(東京)夢舞いマラソンのときに辰巳さんにお会いして、それからのお友達なんですけども、そのときもそうだったんですが、すごい明るい方なんですよ。走ってても、飲んでても、普段も。なにかね「万年ランナーズハイ」っていう感じの方で。
多分、私はこの写真の明るさっていうのは、辰巳さんが持っていらっしゃる明るさかなっていうふうに思ってたんですね。そうしたら大島さんが「愛だ」ってことを言われて、あ、それもあるなと思いながら、本当に楽しませていただきました。

今ね、みなさんマラソンや駅伝ってテレビで見ることお好きですか。走るだけじゃなくて。見る方も好き?あ、良かった良かった。今、この見るスポーツの視聴率っていうんですか、見るスポーツが低迷しているんですよね。で、東京マラソンのように3万人とか4万人とか走って、走るランナーはたくさん増えてるんだけども、見るスポーツがちょっと伸びとどまっているというふうに聞いててね。
で、「どうしてかなあ」と関係者と言っているんですけども、私、ここにおじゃまして、分かりました。これだけ辰巳さんの写真にあるように、これだけ走る人が楽しそうで、それから応援する人もハッピーで、で、ボランティアで支えている方も楽しそうじゃないですか。そうするとね、みな出ていっちゃうのね。「うちにいないんだな」って。
なんか、そういうことも分からせてくれる、ほんとうに素敵なお祭りを感じる写真展で。

あの、辰巳さんは世界のマラソンだけでなく、山の方もすごいんですよ。山の中も、もう(1日に)12時間ぐらい山にいらっしゃるんで、「次は山の写真かな」と思いながら(私「それもありますが」)、またどうぞ頑張ってください。ほんとうに今日はおめでとうございました。ありがとうございました。

【増田明美さんと辰巳のQ&A】
Q:どうして(写真の中に)きれいな女性が多いんですか。いっぱい。被写体を選ぶときってやっぱり…。
A:いやもう自分の心に感じたものを、最も深く感じたものを撮ります。きれいな女性がいるときは…撮ってしまいますね。

Q:応援も、久米島のおばあちゃんが、トマトの「缶から」をたたいていましたよね。ああいうのって瞬間に目に入ってくるんですか。けっこうスピードもかなり速いじゃないですか辰巳さん。
A:写真を撮りながら走るときは、ちょっとゆっくりめに走ります。で、やっぱり写真を撮ろうとしているときは「あそこで(応援の人たちが)騒いでいるな」「こっちでハイテンションの人がいるな」というのを、実は見ています。そこで急に立ち止まるんですけども、まあ(ランナーが)たくさんいらっしゃって、向かい側にいる人がなかなか撮れないこともあります。急に立ち止まると危ない場合もありますから、立ち止まってもいいところで、かつおもしろい人を、やっぱり走りながら見るようになっています。

Q:辰巳さんのマラソンっていうのは、どっちがメインなんですか。どちらかといえば自分が走る方がメインなのか、常に被写体を探している方がメインなのか。
A:これは真面目に走るマラソンと、写真を撮りながら楽しんで走るマラソンを2つに分けてやっています。海外の場合は真面目に走っても、もったいないですから、景色も人もたくさんなわけで、もう「海外は楽しむマラソン」と割り切っています。沖縄もそうですね。

【追記(辰巳)】
こんなにも応援してくださっている増田さんなのですが、私は増田さんに対して、たいへんな不義理をはたらいております。そのことを、ここで告白させていただきます。
増田さんの近著である児童文学風の小説「カゼヲキル」(全3巻)を、私は毎回贈っていただき、とても楽しく読ませていただきました。そして知人らに「おもしろいよ」と勧めはしてきたものの、私の仕事を考えるとやはり、書評や記事を書くべきでした。そんな当たり前のことを忘れて一読者として、ただ読みふけるのではなく。

というわけで、みなさま、まだお読みでない方は、ぜひ手にとられてください!!!

ストーリーは、長距離の選手になり、マラソンでオリンピックを目指す少女の成長をつづったもの。日本女子長距離界の黎明期の輝く星で、日本最高記録12回、世界最高記録2回、それにオリンピック出場という経歴を持ち、その後もスポーツジャーナリストとして多くの著名な選手を深く取材された増田さんの経験すべてを注ぎ込んだ渾身の力作です。平易な言葉づかいで書かれていますが、子どもはもちろん大人でも楽しめて、引き込まれるように一気に読んでしまいます。では、もう一度、みなさん、おもしろいですよ。「カゼヲキル」!!!
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