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“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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春の味わい薄にごり

先月末、半月板が断裂している左ヒザの痛みがぶり返して以来、ハーフマラソンに出場して「完歩」したほかは、痛みがおさまらないまま、ほとんど運動ができない状態が続き、悶々とするなかで、あれよあれよという間に3月も半ばに。加速度を増して春めいてきていますが、私は本日も足を引きずりながら駅までを行き来して、電車通勤です。

忙しい1日の仕事を終えても、その後の運動がなければ、どうしても気持ちを、すっきりとリセット・リフレッシュすることが難しく、そんななかで子どもたちの笑顔に救われていますが、それとともに自分にとっての、ささやかな楽しみとなるのは、晩酌のお酒。
このところいただいていた1升瓶が数日前に空いてしまったことから、本日は仕事帰りに自宅から2番目に近い京阪電鉄・香里園駅前の行きつけの酒屋さんに立ち寄って、新たな晩酌の友をゲットしてきました。

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リーズナブルな値段で美味しいお酒が並ぶお店の冷蔵庫の中から、ご主人のアドバイスも聞きながら選んだのは、秋田清酒の「刈穂 春kawasemi」。純米吟醸の薄にごりの生酒で、ラベルに描かれた清流に舞う鳥、カワセミのイラストが目を引きます。
心がうつうつとするなかで、春を楽しむ前向きな気持ちだけは保っていたいという思いもあって、このお酒を試してみることにしました。

このお店は品ぞろえがほぼ間違いなく、といいますか、私の趣味に合っているようで、1升瓶を買っても、口に合わずに料理用に回すということがまずありませんが、それでも、試飲することなくお酒を選ぶのは、毎回クジを引くような気持ちがします。
1度いただいて美味しかったお酒を何度も飲めば、当たり外れを感じることはなく、毎回満足できるのでしょうが、何十年も数々の銘柄を飲んできていながらも、やはり新しいお酒との出会いを繰り返して、お酒の世界を渉猟し続ける楽しみを捨てるわけにはいきません。

初任地の群馬県にいたころは、美味しいお酒をそろえていて、かつ試飲をさせてくれる酒屋さんに行きつけていましたが、そんな店はどこにでもあるわけではなく、その後はデパ地下に設けられる臨時の販促コーナーを利用することも少なくありませんでした。でも今は、デパ地下に立ち寄る時間などなく、新しくかつ美味しいお酒に出会っていくには、ある程度信頼できる酒屋さんに頼るしかない状況です。

とはいえ、長年の経験をもとに、美味しいお酒をかぎわける嗅覚のようなものも、ある程度持ち合わせているようにも思っています。その判断材料となるのは、お店の人の話や説明書き、お酒の偏差値が異なる酒蔵の所在地、ラベルのデータ、それにラベルのデザインーなどです。
デザインで味が分かるわけなどないと思われるかもしれませんが、イマイチなデザインのお酒がイマイチであるケースは少なくないようで、酒蔵の人の美的感覚は、味にも視覚にも共通して反映していることは間違いありません。

そして本日のカワセミ。具体的なイラストをラベルに描くというのは、日本酒としては珍しいのですが、やはり中身の味を、それなりに表現しているように思えました。
このところいただいていた微発泡の生酒に比べると、鮮烈な舌触りやフルーティーに香り立つことはありませんが、スッキリとした飲み口は、カワセミの飛ぶ清流を思わせ、お米そのものの本来の香りを楽しむことができるようです。
蔵元のある秋田県は、お酒の偏差値が一番だと思われる隣の山形県に続いて高い地域の1つで、その中の大仙市というのは、東北の山の中でもマイナーでありながら、ボリュームのある山域と豊かな高山植物、それに立派なブナ林のある和賀山地の地元。ここのお酒の透明感は、その冷涼な空気を思い出させてくれるようでもありました。

まあ、このところの自分の好みで言えば90点台というよりは80点台ではあるのですが、お酒はまた、一緒にいただく料理によっても味が変わってくるものですから、しばらくはこのお酒で毎日の晩酌を楽しみながら、本格的な春を迎えていきたいと思います。
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