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塀のない東川小学校

職場の新しい部署での研修を兼ねた勤務が2日目となった本日は、昼過ぎからの出番となりましたが、夜が遅くなる可能性もあったことからロードバイクに乗っての自転車通勤はもう1日お預けにして、往復とも電車を利用しました。

というわけで掲載する写真は引き続き先月末の北海道旅行の際に撮ったものです。
本日分の記事で紹介するのは、旅行の2日目、旭川市郊外の旭山動物園に行ったあと戻ってきた東川町で、旅行の世話をしてくれた祥幸さんの奥さま、和子さんに案内してもらって訪ねた町立「東川小学校」の様子です。

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3年前に完成したという東山小学校ですが、周辺の広大な田園風景とマッチした平屋建てで、長さは230メートルもあるという広々とした校舎は、そばに来ても言われてみなければ小学校だとは気づきません。
というのも、なんとこの小学校には敷地の周囲をめぐる塀が一切なく、学校には畑や田んぼも併設されていて、外側にある田んぼなどとの境界がどこにあるかも、教えてもらわなければ分からないほどだからです。

大阪教育大学附属池田小学校での殺傷事件を機に、各地の学校では、大阪や東京などの大都市を中心にセキュリティーの強化が一気に進み、防犯カメラや入り口のロック機能などが当たり前となって、学校と地域との風通しも悪くならざるを得ないようで、そんな現状を考えると、この塀がなくあけっぴろげな小学校は、別世界に存在しているようにすら感じます。

実際に、この小学校には地域のコミュニティーセンターが併設されていて、就学前の学童を対象にした図画工作などの教室が、シルバーの方々のボランティアで運営されてもいます。

また、校舎前やホールに現代芸術家の彫刻作品が配置されるほか、建物そのもののデザインも美術館を思わせるほど凝っている校舎は、環境への配慮もそこここになされているとのこと。
建物の柱や床にふんだんに使われているのは地元産の木材で、自然通気や自然採光に配慮して省電力を追求し、電力のほとんどは屋根に設置されたソーラーパネルを利用して発電されているそうです。
さらに、この地方は大雪山から流れて来る良質の地下水が豊富で、なんと上水施設が必要ないということで、そのまま美味しく飲める地下水をくみ上げるポンプは、校舎の外の遊び場にも手押し式のものが設置されていました。

一方、広々とした教室は大きなガラスで囲むなどして、廊下などからも良く見えるような工夫がなされ、子ども1人当たりのスペースは本州の大都市と比べると何十倍にもなりそうなほど余裕があるばかりか、校舎の外側にも内側にもあけっぴろげで、圧迫感が全くないのです。

こんな夢のような小学校が現実に建っている東川町は、幼い子どもを持つ親としては強くひかれるところがありますが、実はこの町は大都市などからの移住もサポートしていて、北海道の中で人口が増加している数少ない町だということです。

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元クロスカントリースキーの全日本チャンピオンである祥幸さんが、タイ人のオリンピック選手養成を手伝っているという話を、先の記事で紹介しましたが、実をいえば東川町は、アジア各国の若者を地元の日本語学校に招待するという地方の自治体としては珍しい大がかりな国際交流事業も進めています。

市街地にある旧小学校の校舎は現在、留学生の宿舎や研修施設として利用されると同時に、全国的に有名な「写真甲子園」のメイン会場としても使われ、さらにアジア各国に枠を広げたコンテスト、いわば世界版の写真甲子園の開催も、ここを拠点に始まったということで、体育館にはコンテストの応募作品などが展示されていました。
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