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“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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雲の上をランニング

久々に写真を撮らずに走った先日の寛平マラソンでは、残念ながらまたまた自己ワースト記録を更新してしまいましたが、大会前日にゲットしていきなり本番で使った新しいシューズは、なかなか優れものです。

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このシューズは、最近トライアスリートを中心に人気が出ていてトップ選手の愛用者も多いというスイス「on(オン)シューズ」の「クラウドフライヤー」。その名の通り、雲の上を飛ぶような感覚で走ることができます。
その抜群のクッション性とほど良い反発性で、足に負担をかけないまま前に進む動きを助けてくれるのは、メーカーのトレードマークとなっている、ひしゃげた竹輪を並べて張ったようなソールです。

膝の半月板断裂で1年以上もまともに走れなかった私はその後、指先まで足全体を使い路面からの衝撃によるダメージを軽減できるフラットな着地の走法を試みてきました。
そうしたフラットな走法を習得するにはソールが薄めで前後の高さの差・ドロップが少ないシューズが適当でしたが、マラソンなど長い距離を走るとなると、どうしても後半は足の踏ん張りが利かなくなり、ダメージも蓄積されてきますので、やはりクッション性の良いシューズがほしくなります。

そんなことを思っているうち、マラソンのトップランナーたちのほとんどが、従来のシューズとは真逆の厚底シューズを履くようになりました。一番人気のナイキのシューズは厚いソールの内部に、パラリンピック選手の義足を思わせるバネの効くプレートが仕込まれている独特の構造をしていますが、厚いソールが疲労軽減に役立ち、決してスピードを殺すものでもないことが証明されたとも言えるように思います。

ただこれまでは厚底のシューズといえば、ソールの柔軟性が劣り、あれこれとブレ防止などの保護機能がプラスされた結果、軽快に走れるものが少なかったようで、膝を痛めた直後に買っていたシューズも違和感があって、あまり履かないままになっています。そのシューズはドロップが大き過ぎて、フラット走法がしにくい点も問題でした。

そんな中、トライアスリートに人気でフラット走法がしやすいシューズとしては、アメリカのニュートン製があり、私も昨年、大会の出店で安く売られていた1足を試しましたが、前足部に出っ張りをつけた独特のソールは、やはり自然な感覚で長い距離を走るのに適しているとは言い難いものでした。

そこでニュートンと並んで評価の高いオンシューズを一度は試してみたいと思っていましたが、ニュートン同様にネックとなったのは他のメーカーの製品の2倍近くも高価であること。
それでも「これは」というシューズが見つけられないままでは練習のモチベーションも上がらず、寛平マラソンが近くなった先月、大阪市内の店をのぞいてみました。ただ、やや細身の足型(ラスト)で作られたオンシューズは、フィット感は上々だったものの、いつもほぼ選んでいる29センチを履いてみるとワンサイズきつめに感じました。店に在庫があるのは29まででしたが、どうしても履いてみたいと思ってネット通販サイトを調べてみると、なんと狙いを定めたシューズの1つ前のモデルは29.5の1足だけがほぼ半額で売られていて、なんだか運命を感じポチってしまったというわけです。

フラット走法を心がけてきたこのところ感じていたのは、前足部がほどよく締まっている方が力を入れて走りやすいということで、やや細身のシューズとはいえ一部が当たることなくフィットするなら、それに越したことはありません。
また私にとって長年の懸案は、これまでどんなシューズを履いても下手な走り方をすると必ず足指のうち中3本のいずれかの爪が内出血で黒くなってしまうことでしたが、これを防止するにも足がシューズの中で前に滑っていかず、爪が前に当たらないようにするためにフィット性が良くかつワンサイズ大きなものが適当に思われました。

そしていきなりフルを走り、その後も普段履きやトレイルで使ってみても、今回のオンシューズは今の私の走りには理想に近く合っているように感じています。
実はこのシューズ、ドロップもやや小さめに設定せれていて、フラット走法にもぴったり。高いクッション性は下りで大きな衝撃を受けるトレイルや起伏走でも安心感があります。玉にきずなのは、蹄のように見えるソールの中央部の溝に小石が挟まりやすいことですが、まあこれには目をつぶらざるを得ません。
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