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さようなら樹理ちゃん

中学・高校の同窓生で女優であり劇作家・演出家の鶉野(うずの)樹理ちゃんが3日前に急逝され、大阪・富田林市で本日とり行われたお葬式に出席して最後のお別れをしてきました。

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樹理ちゃんは所属する俳優座などの舞台で活躍してきましたが、在日韓国・朝鮮人1世の身の上を語る「身世打鈴(シンセタリョン)」など1人芝居を3000回以上演じられたお母さまの新屋英子さんが3年前に亡くなった後、お父さまで劇作家・演出家の鶉野明彦さんが英子さんと共に拠点とされたものの活動停止となっていた劇団「野火の会」の「鶉劇場」を復活させるため、明彦さんに代わって作・演出に取り組まれました。

そしてその確か3作目となる芝居を来月上旬、英子さんの生誕91年を記念して上演するための準備が大詰めを迎えている矢先での急逝でした。
私は樹理ちゃんが初めて脚本・演出を手がけられた作品を見ていたものの、前作は訪ねようと思った日が泊まり勤務明けで、まともに観劇できそうにないため断念し、今回こそはと楽しみにしていたところでした。

お葬式は家族葬でしたが、劇団の関係者や同窓生も参加させてもらいました。
樹理ちゃんは生前「お葬式はしなくてもよいので、皆でダンスパーティーをして、遺骨は与論島の海にまいてほしい」などと冗談のように言ってられたそうです。
そんなご本人の意向もくんで、ダンスパーティーではなかったものの葬儀は簡素な無宗教の人前式で、本人が大好きだったというアン・ルイスの曲が流れる中、1人1人が声をかけ、花を手向けてお別れをしました。

きれいな顔のままの樹理ちゃんを前に、誰もが悲しみにくれながらも現実感を持てないようで、柩を乗せた車が葬儀場を出る際には劇団関係の方々が「千秋楽!」と声をかけ、皆が拍手で見送りました。

私は将来、樹理ちゃんがお母さまの伝説の1人芝居「身世打鈴」を演じることを期待していて、彼女の第1作を見終わった後、そのことを話すと劇団員の方々から拍手が起こっていましたが、その機会が来ることは永遠になくなってしまいました。
ただご主人は「向こうで英子ちゃんと一緒に芝居ができるね」と話され、ご本人が「いつも背中を見てきた」と話していたお母さまと、きっと再会されているのだろうと思います。ご冥福を祈ります。
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