
ゴールデンウイーク初日となった本日は、三重と滋賀の県境沿いに南北に連なる鈴鹿山脈に、名古屋に来てから初めて入って、トレイルランニングをしてきました。
走ったコースは、フクジュソウの群落があることで知られる藤原岳(1140メートル)に、三重側から登り、山を越えて滋賀側の渓谷の奥にある廃村の茨川を訪ねるというものです。
当初は、標高約550メートルの茨川で連休中に咲く桜を見に行く企画に参加しないかと、三重在住の友人に誘われたのですが、林道を数キロ歩くだけではもったいないので、山越えをして合流することにしました。

藤原岳の登山口に当たる三岐鉄道の終点・西藤原駅までは、近鉄からの乗換駅・富田を経由して自宅から約2時間かかりますが、駅からすぐに登山道に入れますので、足の便は、まあまあです。
三岐鉄道の列車は2両編成のワンマンカーで、養老山地の麓を通る養老鉄道と同じく、自転車を持ち込める「サイクルパス」(右)。
とはいうものの、乗客はほとんどが登山客で、サイクリストは1人もいません(左)。
観光に活路を見出そうとするローカル線でサイクルパスが試行されるのは結構なのですが、乗り換え駅まで行く近鉄やJRに自転車を持ち込めないのでは、名古屋の人には、ありがたみがありません。
西藤原駅の線路わきに植えられたチューリップは満開で、その花越しに台形の広い頂上部を有する藤原岳を眺めることができました(中央)。

標高差約1000メートルを一気に登る藤原岳の登山道は良く踏まれていて、周囲の樹林は時おり植林地が交じるものの、多くは自然林で、すがすがしい空気の中、快適に高度をかせぐことができます(左)。
樹林は芽吹きの季節で、樹冠を見上げると、木々の若葉は、みずみずしい緑のほかオレンジがかったものもあって、それぞれ朝の光に輝いていました(右)。
中腹の登山道わきには、スミレの可憐な花が、多く見られました(中央)。

アセビとみられる常緑樹の若葉も、オレンジがかった色(右)。
左側の若葉に引っ掛かっている濃いピンク色のものは、花が散ったヤマザクラのガクの部分のようでした。
そのヤマザクラは中腹でまだ見ごろの様子でしたが、こずえが頭上の高いところにあるために花の姿は見ることができず、足下に散った花びらだけが、しばらくの間、続いて見えました(左)。
登山道には富士山と同じく「1合目」から「9合目」までの標識が立てられています(中央)。
しかし標高差は約3000メートルの富士山の3分の1で、昨年まで毎年、何度も富士山を駆け上がってきた私としては1合ごとをクリアするまでの道のりが、あっけない感じでした。

登山道の4合目か5合目あたりまではスミレの花が多く見られましたが(右)、その上の植林地の林床で良く見られたのはミヤマカタバミの白い花(中央)。
季節が早いためか、薄曇りだったためか、花はまだ、ほとんど開ききっていませんでした。
葉の部分が目立って地味な感じがするものの、よくよく見るとデザインのパターンが美しいネコノメソウの花も中腹では多く見られました(左)。
「花の百名山」に選ばれて人気の藤原岳とあって登山客が多く、登山道でしゃがみ込んで、落ち着いて撮影するのが難しかったうえ、「花見」に合流する予定もあったため、私はいつもより写真を少なめにして先を急ぐことにしました。
走ったコースは、フクジュソウの群落があることで知られる藤原岳(1140メートル)に、三重側から登り、山を越えて滋賀側の渓谷の奥にある廃村の茨川を訪ねるというものです。
当初は、標高約550メートルの茨川で連休中に咲く桜を見に行く企画に参加しないかと、三重在住の友人に誘われたのですが、林道を数キロ歩くだけではもったいないので、山越えをして合流することにしました。



藤原岳の登山口に当たる三岐鉄道の終点・西藤原駅までは、近鉄からの乗換駅・富田を経由して自宅から約2時間かかりますが、駅からすぐに登山道に入れますので、足の便は、まあまあです。
三岐鉄道の列車は2両編成のワンマンカーで、養老山地の麓を通る養老鉄道と同じく、自転車を持ち込める「サイクルパス」(右)。
とはいうものの、乗客はほとんどが登山客で、サイクリストは1人もいません(左)。
観光に活路を見出そうとするローカル線でサイクルパスが試行されるのは結構なのですが、乗り換え駅まで行く近鉄やJRに自転車を持ち込めないのでは、名古屋の人には、ありがたみがありません。
西藤原駅の線路わきに植えられたチューリップは満開で、その花越しに台形の広い頂上部を有する藤原岳を眺めることができました(中央)。



標高差約1000メートルを一気に登る藤原岳の登山道は良く踏まれていて、周囲の樹林は時おり植林地が交じるものの、多くは自然林で、すがすがしい空気の中、快適に高度をかせぐことができます(左)。
樹林は芽吹きの季節で、樹冠を見上げると、木々の若葉は、みずみずしい緑のほかオレンジがかったものもあって、それぞれ朝の光に輝いていました(右)。
中腹の登山道わきには、スミレの可憐な花が、多く見られました(中央)。



アセビとみられる常緑樹の若葉も、オレンジがかった色(右)。
左側の若葉に引っ掛かっている濃いピンク色のものは、花が散ったヤマザクラのガクの部分のようでした。
そのヤマザクラは中腹でまだ見ごろの様子でしたが、こずえが頭上の高いところにあるために花の姿は見ることができず、足下に散った花びらだけが、しばらくの間、続いて見えました(左)。
登山道には富士山と同じく「1合目」から「9合目」までの標識が立てられています(中央)。
しかし標高差は約3000メートルの富士山の3分の1で、昨年まで毎年、何度も富士山を駆け上がってきた私としては1合ごとをクリアするまでの道のりが、あっけない感じでした。



登山道の4合目か5合目あたりまではスミレの花が多く見られましたが(右)、その上の植林地の林床で良く見られたのはミヤマカタバミの白い花(中央)。
季節が早いためか、薄曇りだったためか、花はまだ、ほとんど開ききっていませんでした。
葉の部分が目立って地味な感じがするものの、よくよく見るとデザインのパターンが美しいネコノメソウの花も中腹では多く見られました(左)。
「花の百名山」に選ばれて人気の藤原岳とあって登山客が多く、登山道でしゃがみ込んで、落ち着いて撮影するのが難しかったうえ、「花見」に合流する予定もあったため、私はいつもより写真を少なめにして先を急ぐことにしました。
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