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“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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暗雲・青空・霰

本日は私にとって、今年の仕事納めの日となりました。
今朝もまた自宅から職場までの4キロ半を走って出勤し、帰宅時は買い物のため名古屋駅までの2キロほどを走っただけにとどまりましたが、今月の走行距離は、第1目標としていた250キロになんとか達しました。
昼休みには、行きつけているカレーうどんなどの麺の店「おか茂」で1日早い年越しの美味しい美味しいざるそばをいただきました。

しかし通勤時には写真を撮らず、ざるそばの写真は1カットのみで、今日の写真はアップしません。
その代わりにアップするのは、本日も、最近撮っていながら掲載できなかった「落ち穂拾い」の写真です。
本日ではなく、15日ほど前の出勤時と昼休みに撮った写真、そしてクリスマスイブの日に寒空の下、あまり写真を撮らず一所懸命に走ったトレランの際、春日井三山を通る東海自然歩道で撮った写真計6枚です。

BL111216錦3R9299545  BL111217丸の内1R9299582  BL111217丸の内2R9299554

まず今月16日の出勤時に撮ったのは、名古屋市の中心街で見上げた灰色の暗い雲に覆われた空(左)。
場所は名古屋一の繁華街・栄に隣接する名古屋一の飲み屋街・錦三(きんさん)こと錦(にしき)3丁目です。
(そういえば、かつて取材を兼ねて会いに行ったことがある百歳以上の双子姉妹「きんさん・ぎんさん」のきんさんも名古屋市内にお住まいでした。)

この日もこのところの毎日と同じく、かなり一所懸命に走って出勤しましたが、空の3分の2ほどを覆っていた暗雲にはカメラを向けざるを得ませんでした。

写真における空は多くの場合、かわり映えがせず意味のある情報が少ない部分としてカットされるものです。
特に白っぽく曇っている空は、デジタル写真の場合「白飛び」して「情報ゼロ」の、やっかいな部分になりますので極力カットするに限ります。
もちろん表情のある雲が浮かんでいる場合は、そんな定石から外れ、雲だけが被写体になることもあります。
真っ青な空もまた、空の部分が多くなっても、立派な脇役になってくれます。

しかし、この日のように相当の部分が一面に灰色の空というのは珍しいもの。
しかも反対側は雲が晴れて日がさしていたため、日に照らされたビルなどと背景の空のコントラストは抜群。
なかなかありそうでお目にかかれない不思議な風景を撮ることができました。

その翌日の17日には、空は青く晴れ渡りました。
昼休みに職場を離れて食事に行った帰り、ビルの鏡面状の窓に映った青い空と白い雲を撮っていたところ、そのビルの背景になっていた真っ青な空の高いところに真っ白な飛行機が飛んでいました(中央)。
あまりに小さくて形すらほとんど分からない飛行機ですが、この小さなアクセントによって、空の青さが一段と引き立ちました。

食事に行く途中に撮った真っ赤なクモのように見える不思議な造形は、木の枝の先でした(右)。
職場近くにある名古屋城の外堀の、水のない底を背景にして、お堀端からせり出した木の枝の先に、スポットライトのように日の光が当たっていたのです。
しかも、真っ赤に色づいた羽状の葉を落とした放射状の枝の表面は、落ちたばかりの葉と同じく真っ赤。
「こんなもん撮って何になるんや」とつぶやきながらも、カメラを向けざるを得ませんでした。

気になるもの、心に引っかかるものは迷わずに撮る-。
そんなふうに心がけることで、心に何かがひっかかる瞬間をとらえる感覚が研ぎ澄まされるように思います。
これまで、迷いながらも写真に撮れず、脳裏に鮮明に残っている美しい瞬間を、目で見える形で伝えられなくなって後悔したことは、何度となくあります。
ですから、とにかく撮りたいものには、とりあえずカメラを向けてしまうというわけです。

BL111224春日井三山1R9299603  BL111224春日井三山2R9299620  BL111224春日井三山3R9299616

JR中央線の定光寺駅から愛知県犬山市の「博物館明治村」に近い入鹿池まで25キロほどを走ったトレランでは、立ち止まっていられないほどの寒さのなか、そうせざるを得ないこともあって一所懸命に走り、写真はあまり撮りませんでした。

わずかに撮った写真の中でまず紹介するのは、足下で初冬の日差しを受けていた落ち葉(左)。
茶色くなり色がくすんでしまった落ち葉が多いなか、この落ち葉は真っ赤に薄緑の斑点が美しく、ついカメラを向けてしまいました。

当初は好天だったものの、山道を走るうちに一気に黒い雲が頭上を覆い、霰(あられ)まで降り出しました。
名古屋の町が快晴に近かったため雨は絶対に降らないと思い込んで雨具を忘れてきてしまったのですが、霰はウエアの上に当たって跳ね返りながら落ちていくため、濡れることはなく助かりました。
舞うように落ちる雪と違って、直線的に落ちてくる霰の降る様子は絵にはなりませんでしたが、足下を見ると、低い木の枝に渡されたクモの巣に霰の粒がひっかかって、ちょっと不思議な模様をつくっていました(右)。

展望台になっている山の頂上からは名古屋駅前にそびえる高層ビルや遠く伊勢湾までを見渡すことができ、空には手前の方にだけ黒い雲がかかっているのが分かりました(中央)。
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