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“走るマラソンカメラマン”辰巳郁雄写真展 走った!撮った!世界のマラソン

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走った!撮った!京都4

東日本大震災から丸1年の今月11日に行われた京都マラソンの報告「走った!撮った!京都マラソン」は、ようやく4回目を迎えました。
金閣寺の近くを通る約14キロ付近までに撮った写真を、今回もまた12枚アップします。

11日には京都マラソンと同時に名古屋ウィメンズマラソンも開かれて、新しい大規模市民マラソンが次々に誕生したことについては、発行されたばかりのランニング関係の各誌でも詳しく報じられています。
京都マラソンについては、沿道からプロのカメラマンたちが、アングルやシャッターチャンスを工夫して撮った美しい写真も数多く掲載されていますので、今ごろになって私がファンランしながらコンパクトカメラで撮った写真を、ダラダラと長い記事とともに掲載しているのは、間抜けた感じがしないわけでもありません。

しかし自分でも何度か沿道から撮影してみて分かったのは、マラソンの楽しさや沿道も巻き込んでの躍動感を最も良く伝えられるのは、走りながらコースから撮った写真です。
そして、写真を撮ろうとして沿道の人たちや一緒に走るランナーたちを良く見ることで、大会の実際の様子も、より詳しく伝えられるのではないかと思っています。

ということで、この後も、途中で休憩を挟むかも知れませんが、このままダラダラとしたペースを維持しながら、ゴールの11回目を目指すことにしたいと思います。
今回もまずは、写真をお楽しみください。ハイライトは立命館大学の応援団によるチアガールの演技ですが、子どもたちによる太鼓の演奏もあります。明走会の駆けっこ仲間である、料理研究家の土井義晴さんが快走される姿も登場します。

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前回の記事の最後に世界遺産に登録されている仁和寺(にんなじ)の「二王門」前を走り、僧侶らが応援してくれた様子に励まされたというくだりを書きましたが、写真のレイアウトの関係で、実は仁和寺の手前の写真を1枚だけ紹介します。

それは、地元の子どもたちによる「鳴滝太鼓」の演奏(中央)。
この子どもグループも大学生を中心とするオフィシャルな「沿道盛り上げ隊」のリストには入っていませんが、地元独自の判断で、ランナーを応援するとともに、子どもたちに「晴れの舞台」をつくったようです。
子どもたちはちょっと緊張した面持ちでしたが、太鼓の身体を揺さぶる響きは、どの大会でも元気が出ます。

仁和寺を過ぎると、やはり世界遺産の龍安寺、金閣寺の前までを結ぶ「きぬがけの道」を走ります。
道の名前は龍安寺と金閣寺の間、立命館大学の向かい側にある標高約200メートルの衣笠山にちなんで、平安時代の宇多天皇が夏に「雪見がしたい」と言い、この山に白い絹をかけたという故事が由来だとのこと。
山のへりを縫う道はアップダウンがあって、京都マラソンのコースでは難所の1つとされています。

きぬかけの道では、民家の表の「私設エイド」の前で、犬を連れて応援してくれる男性も(左)。
そして、親子連れで声援を送ってくれる家族も見かけました(右)。

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さらに龍安寺の前あたりでは「御室子供みこし会」のチビッ子たちも、太鼓で応援してくれていました(中央)。

上り坂はランナーの写真を撮るには格好の場所で、大会と提携する写真業者のスタッフが、撮影場所であることを知らせるためにカメラ印のボードを掲げていました(左)。

その直後に「辰巳さーん」と声をかけてくれたのが、駆けっこ仲間で料理研究家の土井義晴さん(右)。
テレビ出演などで忙しいなか、着実に好記録をたたき出してられる土井さんは、黄色い明走会Tシャツ姿。
コーディネートされた黄色いシューズの足取りは軽やかで、もちろん私は抜き去られました。

私は抜き去られる前に、例によって後ろ向きに走りながら土井さんの勇姿を撮影。
「ほんま、器用なことしはりますな」と関西弁で話しながら、土井さんは、さわやかな笑顔を見せてくれました。

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きぬがけの道は金閣寺前まで続いているのですが、コースはその手前で大きく右に迂回をします。
「参拝客に迷惑がかかる」という寺の当局が、前を通ることを拒んだからだということで、寺を挙げてマラソンを応援してくれた仁和寺とは対照的な対応。
京都マラソンのコースは何カ所もの世界遺産の近くを通ることを「売り」にしていますが、そうした世界遺産の寺院の中でも、マラソンへの対応は一枚岩というわけにはいかなかったということです。

金閣寺の前をコースが通らないにしても、緊急車両の通過に伴うトラブルの話題でお書きした通り、コースの山側は半ば「封鎖状態」になりますので、参拝客の不便には何ら変わりがないはずです。
それでも寺の前は通って欲しくないというのは、京都らしいといいますか、歴史ある名刹の面子の強さを物語るようだといいますか。

いずれにせよ、国や都市の「顔」として、その土地の一番の名所をできるだけ見せるという、市民マラソンの国際的なスタンダードが地元に広く理解されるまでには、それなりの時間がかかるものですし、そうでなければ地元を挙げての祭りであるマラソンの本当に最高の盛り上がりは望めないのだと思います。

きぬがけの道から外れた迂回路にある駐車場で繰り広げられていたのが、近所にキャンパスがある立命館大学の応援団のチアリーダーらによる演技(写真)。沿道盛り上げ隊の1つです。

コーナーにある駐車場が近づいた際に、チアリーダーらが宙に舞う派手な演技が遠くから見えましたが、残念ながら正面まで来たときには、ひとしきりの演技が終わる間際で、中途半端な画角の絵の写真を何枚か撮ることしかできませんでした。
それでも背景の真っ青な空に似合ったチアリーダーらの、はつらつとした笑顔はおさえることができましたし、次の演技まで待っているようでは何をしに来たのか分からない本末転倒な振る舞いにもなりますので、少し後ろ髪を引かれながら先へと走り続けました。

写真を撮るために何度も立ち止まるにしても、1カ所に長居をしては42キロ余りを走ることはできません。
それに、ある程度のスピードやリズムも維持して頑張って走らなければ、「真面目に」応援してもらうことなど望めないでしょうし、撮る写真のリズムや勢いも、そがれるように思います。
もう10年近くも、こんなことをやっていますが、「走った!撮った!道」もマラソン同様に、それなりに奥深くて、極めるのは難しいものだと、いつも感じています。それが、出来がイマイチな写真の言い訳です。

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立命館大学の応援団が演技していた駐車場の手前では、スタート直後から私と同じぐらいのペースで走ってられたパステルカラーのウエアに身を包む美女ランナーを撮らせてもらいました(中央)。

ランナーの正面から写真を撮るのは、これまで仲間か派手な仮装ランナーなどと決めていました。
仮装ランナーは、自身の格好を見てもらいたい気持ちがあるため撮影されることに抵抗がないからですが、今回の京都マラソンは仮装が禁止だったため、仮装でないにしても目立つ彼女に「お撮りしてもいいですか」と声をかけたわけです。
答えはもちろん「はい、どうぞ」で、ご覧の通りの笑顔をいただきました。

駐車場を過ぎて、金閣寺から少し離れた、わら天神宮の前では、コース上で応援してくれていた美女スタッフらにまたまた、すかさず反応(左)。

手作りパンの店の前では、店のスタッフらがトレイに載せたパンを歩道で売りながら応援してくれていました(右)。
応援の人に買ってもらおうということだったとみられ、カメラを向けると素敵な笑顔が返っていました。
ちょうど人が通りがかって、一瞬、じゃまが入ったように感じましたが、かえって雰囲気と動きのある絵になりました。

依然として、「走った!撮った!」をしているときと同じく、寄り道もしながら、ゆるゆるのペースで進んでいる京都マラソンの報告は、まだまだ、こんなふうにして続きます。
次回は、15キロを過ぎたあたり、大徳寺のわきにある今宮神社の前後で撮った写真が中心となります。
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